先日公開した、Node.js でイベント駆動の支援モジュールである event-transceiver を、event-sign という名称へ変更して再リリースすることにします。
https://github.com/kumatch/node-event-sign
このモジュールが提供する機能として、以下の特徴が根本にあり、全てでした。
- ある関数によって取り扱われるイベント名を事前に定義する
- 定義イベントをメソッドベースで扱うと共に、非定義イベントは利用できない
こういった特徴を考慮した場合、transceiver という「送受信」をイメージするような名称は本モジュールには適切ではなく、むしろイベント定義を行った上で仕様に基づく振る舞いを厳密化するという特徴をイメージできるものへ改名するほうが良いと判断しました。
npm 提供パッケージは名称がかなり重要なものですので、その名称を変更するのならば、一般利用されている可能性が最も低いであろう今のほうがよい、早いに越したことはないと判断し、この再リリースに至りました。
実際のところこのモジュールがこれ以上機能拡張されることは考えにくいので、別に前の名称のままフリーズでも良い気もしましたが、前述の通り時間が経てば経つほど変更できない状況になりますので。
既に旧モジュールをチェックされていた方にはご迷惑をおかけします。
なお、本当に旧モジュールが既に組み込まれてリリースされたような箇所は自分以外のものではないと思いますが、再リリースにあたっての仕様変更はありません。念のため。